書写塗 六角夫婦箸
漆の赤は厄除けや健康増進効果のある色です。 書写塗六角箸を夫婦でご使用いただけるようペアセットにしました。
品切れ
お猪口はお酒を飲むための小さな器で、一般的におちょこ一杯の容量は45mlほどと言われています。 日本は、昔からたくさんの樹木に囲まれています。もともと資源が乏しい国だったからこそ、身近な「木」の性質を上手に生かし、家屋や生活用品に使用してきました。日本特有の木でできたカトラリー、「箸」に書写塗の技法を掛け合わせ、上品さの中にほっとする素朴さも兼ね備えた書写塗六角箸を作り上げました。
箸の形は鉛筆と同じ六角形で手になじみやすく、お子様からお年を召した方まで、手になじみ、自然に正しい作法で持つことが可能です。 これぞ、日本の箸文化の集大成と言えるお箸となっております。
ウレタン、プラスチック。合成化合物が、日常生活用品に高い確率で使用される今日、純漆100%で作品を 仕上げることにこだわりをもち、新の職人としてホンモノを伝え続けます。
「漆」というと、まず漆で塗られた食器(漆器)をイメージされる型が多いかと思います。現在では、本漆と呼ばれる日本産の漆が貴重になってしまい、漆器は百貨店や専門店などで高級食器として並べられている位で、普段あまり馴染みがないかもしれません。ですが、江戸時代には漆器は決して高級品ではなく、庶民の食卓に色を沿えておりました。
「播州書写塗」も古くから大衆の方に親しまれた一つで、黒漆の中塗に朱漆を塗って作られており、使い込むほどに中の黒漆が模様のように浮かび上がり味がでます。その風合いが評判となり全国的に知られるようになりました。
漆で塗られた食器は、漆の艶やかな美しさで料理を彩るだけでなく、とても強い強度と高い耐久性を誇り、丁寧に扱えば二代、三代と使えるとても良い道具です。 今も、老舗の料亭やホテルのレストランなどで漆器は使われており、漆特有の艶やかな風合いと鮮やかで落ち着いた色味は、和食洋食問わず料理を美味しそうに引き立てています。